暖かくなったかと思えば、寒いさが舞い戻るクリーブランドですが、今日ユニバーシティー・サークルのラグーン(美術館の隣にある池)を通り掛かると、桜が咲いていました。淡い桜の花びらと曇り空がまるで溶け合うように見えて、こんな花曇りの日は曇り空も風情があるなと思いました。不思議なものです。
After a long wait, cherry blossoms have started blooming in Cleveland. I went to Wade Lagoon today, and the cherry blossoms were blooming beautifully. The very subtle pale pink color of cherry blossoms and the color of overcast sky blended into one. The sky looked as if it were full of cherry blossoms. The cloudy sky in this season has a special nostalgic atmosphere. We Japanese call it "Hana-gumori," which literally translates "overcast with cherry blossoms." For Japanese, cherry blossoms are such special flowers. We just love them.
Sunday, April 24, 2011
Monday, April 18, 2011
より安全な卵/Safer Egg
アメリカと日本で食生活の違いは多々あるものの、大きな違いのひとつは卵の安全性です。日本では卵は生食も当たり前ですが、アメリカではサルモネラ菌に感染する恐れがあるため、決して卵は生では食べません。半熟の目玉焼きが食べられないのはもちろん、ティラミスなど生卵を使用したお菓子を作るのも、注意深く湯煎しなければいけないので、一苦労です。
火を完全に通していない卵を食べないに越したことはないのですが、そこは日本人。どうしてもエッグベネディクトやカルボナーラなど、微妙に火を通した卵料理を食べたくなることがあります。そんな時、今までは危険を顧みず、不安に怯えながら卵料理を食べていたのですが、最近ちょっとした改善策を見つけました。それはより安全な卵を使うことです。
より安全な卵とは?と不思議に思われると思うのですが、実際にそのように入れ物に書いてあります。正確にはParsteurized Shell Eggs, Davidson's Safest Choice -Made Safer...Naturally-と表示があり、丸で囲んだPのマークが目印です。ジャイアント・イーグルやマイルズ・ファーマーズ・マーケットなどで3ドル半くらいで販売されています。この卵は低温殺菌することにより、サルモネラ菌を減らしてあるそうです。生で食べて良いとはどこにも書いてありませんので、調理方法については十分考慮された上、ご本人の責任で適切に調理して頂くようお願い致します。但、私自身は完全に火を通していない卵を食べる時には、他の卵よりは安全ということで、この卵を選ぶようにしています。不安に怯える気持ちが無くなったわけではありませんが、この卵を見つけてからというもの、危険を冒す時の気持ちが少し軽くなりました。私のように不安に怯えながらも、卵を食べ続けている方がいらっしゃいましたら、是非この「より安全な卵」を試してみてはいかがでしょうか。
There are many differences between Japanese food tradition an American food tradition. One of the biggest and hardest differences for me is that I can't eat raw eggs nor dishes including partially cooked eggs such as carbonara, tiramisu, and Eggs Benedict in the States. Technically speaking, carbonara and egg benedict exist at restaurants in the U.S.A., but they clearly say that if I got sick, it's my responsibility and they will never be responsible for the consequences. If that's the case, then I find it difficult to order such a dish and take a risk because I don't know how they cook the dishes. That said, I actually do eat partially cooked eggs at home. I made tiramisu at home several times. I double boiled the batter when I made it. I did my best carefully. Still I was worried if I would ever possibly get food poisoned. I recently found a solution for my dilemma. It's not a complete solution, but it's a great progress. The solution is to use safer eggs.
You might wonder what safer eggs are. These egg shells are pasteurized. Although the package of the eggs says "made safer" and "safest choices," I didn't find any descriptions that suggested it's OK to eat the eggs uncooked. So, please, please be careful and choose an appropriate way to cook the eggs using your own judgement and responsibility. It is better not to eat an uncooked egg. However, I sometimes can't hold my desire for half cooked eggs. Only in those cases, I have personally been using these eggs since I found them because they are a little safer and I feel a little less worried.
If someone eats regular eggs uncooked like I used to, I recommend these pasteurized shell eggs instead. You can find these eggs at some Giant Eagle stores and Miles Farmers Market. A dozen of the eggs is about three dollars and fifty cents.
火を完全に通していない卵を食べないに越したことはないのですが、そこは日本人。どうしてもエッグベネディクトやカルボナーラなど、微妙に火を通した卵料理を食べたくなることがあります。そんな時、今までは危険を顧みず、不安に怯えながら卵料理を食べていたのですが、最近ちょっとした改善策を見つけました。それはより安全な卵を使うことです。
より安全な卵とは?と不思議に思われると思うのですが、実際にそのように入れ物に書いてあります。正確にはParsteurized Shell Eggs, Davidson's Safest Choice -Made Safer...Naturally-と表示があり、丸で囲んだPのマークが目印です。ジャイアント・イーグルやマイルズ・ファーマーズ・マーケットなどで3ドル半くらいで販売されています。この卵は低温殺菌することにより、サルモネラ菌を減らしてあるそうです。生で食べて良いとはどこにも書いてありませんので、調理方法については十分考慮された上、ご本人の責任で適切に調理して頂くようお願い致します。但、私自身は完全に火を通していない卵を食べる時には、他の卵よりは安全ということで、この卵を選ぶようにしています。不安に怯える気持ちが無くなったわけではありませんが、この卵を見つけてからというもの、危険を冒す時の気持ちが少し軽くなりました。私のように不安に怯えながらも、卵を食べ続けている方がいらっしゃいましたら、是非この「より安全な卵」を試してみてはいかがでしょうか。
There are many differences between Japanese food tradition an American food tradition. One of the biggest and hardest differences for me is that I can't eat raw eggs nor dishes including partially cooked eggs such as carbonara, tiramisu, and Eggs Benedict in the States. Technically speaking, carbonara and egg benedict exist at restaurants in the U.S.A., but they clearly say that if I got sick, it's my responsibility and they will never be responsible for the consequences. If that's the case, then I find it difficult to order such a dish and take a risk because I don't know how they cook the dishes. That said, I actually do eat partially cooked eggs at home. I made tiramisu at home several times. I double boiled the batter when I made it. I did my best carefully. Still I was worried if I would ever possibly get food poisoned. I recently found a solution for my dilemma. It's not a complete solution, but it's a great progress. The solution is to use safer eggs.
You might wonder what safer eggs are. These egg shells are pasteurized. Although the package of the eggs says "made safer" and "safest choices," I didn't find any descriptions that suggested it's OK to eat the eggs uncooked. So, please, please be careful and choose an appropriate way to cook the eggs using your own judgement and responsibility. It is better not to eat an uncooked egg. However, I sometimes can't hold my desire for half cooked eggs. Only in those cases, I have personally been using these eggs since I found them because they are a little safer and I feel a little less worried.
If someone eats regular eggs uncooked like I used to, I recommend these pasteurized shell eggs instead. You can find these eggs at some Giant Eagle stores and Miles Farmers Market. A dozen of the eggs is about three dollars and fifty cents.
Tuesday, April 12, 2011
オハイオのワイナリー/Ohio Wineries
オハイオも随分暖かくなり、何と先週末は気温が20度近くまで上がりました。これまでにないピクニック日和ということで、少し足を伸ばして、エリー湖周辺のワイナリーを回って来ました。オハイオというと余りワインのイメージが無いかもしれませんが、実は100以上もワイナリーがあます。ナイアガラに行く道すがらは一面葡萄畑です。主に寒冷な気候に適したリースリングやシャルドネ、或は貴腐ワインなどが生産されています。ホールフーズなどのスーパーではよく地元のワインを見かけていたものの、あまり良い評判を聞いたことがないので、つい二の足を踏んでいました。ところが先日ローラで飲んだハーパースフィールド・ヴィンヤードの白ワインが意外においしかったので、「オハイオにももっとおいしいワインがあるのでは?」と思い直し、近郊のワイナリーを自分の足で回ってみることにしました。結果は成功!なかなかにおいしいワインがオハイオにもあるではないですか。今日は最近訪れたワイナリーの中から、おすすめのワイナリーとワインをご紹介したいと思います。
Laurello Vineyards
Laurello Vineyardsはクリーブランドから東に約1時間程行ったところにある、エリー湖にほど近い小さなワイナリーです。テイスティングは一種類1ドル。私は白と赤から合わせて5種類を試飲しました。ワイナリーの方のおすすめはドライ・リースリング。これは意外な発見、非常に上品なおいしい白ワインでした。ニューヨークやカリフォルニアのワインと比べても決して引けを取らない高品質のワインです。軽さの中にも、爽やかな果実味があり、サラダやシーフードにぴったりなワインです。シャンパンの替わりに、食前酒としても楽しめるのではないかと思います。そしてお値段は一本12.99ドル。悪くないではありませんか。とても飲みやすいワインなので、これまでおいしいオハイオ・ワインを飲んだことが無い方に、まず試して頂きたいワインです。
Laurello Vineyards
ウェブサイト: http://www.laurellovineyards.com
Laurello Vineyards
Laurello Vineyardsはクリーブランドから東に約1時間程行ったところにある、エリー湖にほど近い小さなワイナリーです。テイスティングは一種類1ドル。私は白と赤から合わせて5種類を試飲しました。ワイナリーの方のおすすめはドライ・リースリング。これは意外な発見、非常に上品なおいしい白ワインでした。ニューヨークやカリフォルニアのワインと比べても決して引けを取らない高品質のワインです。軽さの中にも、爽やかな果実味があり、サラダやシーフードにぴったりなワインです。シャンパンの替わりに、食前酒としても楽しめるのではないかと思います。そしてお値段は一本12.99ドル。悪くないではありませんか。とても飲みやすいワインなので、これまでおいしいオハイオ・ワインを飲んだことが無い方に、まず試して頂きたいワインです。
Laurello Vineyards
ウェブサイト: http://www.laurellovineyards.com
住所: 4573 Sate Route 307 E, Geneva, OH 44041
電話: (440) 415-0061
Harpersfield Vineyard
今回オハイオのワイナリー巡りするきっかけになったHarpersfield Vineyardのワイン。やはりその品質に間違いはありませんでした。今回行ったワイナリーの中からもう一度を訪れるとすれば、間違いなくここHarpersfield Vineyardを選ぶと思います。今回私はシャルドネ2種、ピノ・グリ、カベルネ・フラン、Musette(赤のハウス・ブレンド)の5種類を試飲しました。どれもおいしかったのですが、是非飲んで頂きたいのはFut de Cheneというシャルドネです。樽で熟成させたフル・ボディーのシャルドネで、豊かな果実味の中に花のようなふくよかな香りと、ヴァニラのような芳香、そしてまろやかな後味の素晴らしいワインでした。気軽に食事と合わせるというよりは、特別な日に楽しんでほしいワインです。価格は22.5ドルとやや高価ですが、あの素晴らしい香り、溶けるような味わいを思うと、その価値があるのではないかと思います。ちなみにHarpersfield Vineyardの試飲は1種類1ドルでした。
Harpersfield Vineyard
ウェブサイト: http://www.harpersfield.com
電話: (440) 466-4739
Debonne Vineyards
Debonne Vineyardsの素晴らしい点は何といってもブルーワリーが併設されていることです。女性陣がワインを楽しんでいる間、男性陣はビア!なんて、理想的ではありませんか?ワインのテイスティングルームのすぐ隣にはビールのテイスティング・ルームがあり、私はワインを3種類とビールを2種類試飲しました。そして特筆すべきはやはりビール。ブルーワリーの方に軽めのビールからひとつ、重めのビールからひとつ、特にお勧めのものを選んで頂きましたが、どちらもとてもおいしかったです。The Field Rat Wheat Beerはベルギー・ビールのような明るい色のビールで、濾過されていないため、自然な味わいで、まるで果物のような後味と上品なモルトの風味が絶妙でした。またthe Monk's Rat-Doppelbock は殆ど黒ビールに近い色で、香り高く、風味豊でありながら、重すぎず、うっすらと甘みすら感じさせる後味で、非常に飲みやすいビールでした。こんなにおいしい作り立ての地ビールがたった4ドルから楽しめるなんて、お得ではありませんか。葡萄畑を抜ける爽やかな風に吹かれながら、おいしいビールを楽しむなんて、これ以上のことはありません。天気が良い日に、ピクニックを兼ねて、ビールを目当てにまた訪れてしまうかもしれません。
Debonne Vineyards Winery & Chalet
ウェブサイト: http://www.debonne.com
住所: 7743 Doty Rd, Madison OH 44057
電話: (440) 466-3485
Cellar Rats Brewery
ウェブサイト: http://www.ratbrew.com
The Winery at Wolf Creekはクリーブランドから車でおよそ30分。At Creekという名前の通り、小川のほとりの高台にあり、テイスティング・ルームの大きな窓からは小川の眺めを楽しむことができます。試飲は一種類25セントで、私は白と赤合わせ8種類のワインを試飲しました。このワイナリーで圧倒的にお勧めは甘いワインです。私は普段、甘いワインは好まないのですが、ここのワイナリーのワインはおいしく頂くことができました。特にお勧めはラインナップの中でも特に甘さの際立つWhite LiesとSweet Revengeです。White Liesはやや軽く、リンゴやアプリコットのような爽やかな甘みが特徴です。イタリアのモスカートのような味わいで、チーズやフルーツ、焼き菓子などのデザートにぴったりなのではないかと思います。そしてもうひとつのSweet RevengeはWhite Liesよりも一層甘みが凝縮された、ほとんど貴腐ワインのような味わいで、それだけで十分デザートとなる上品なワインでした。White Liesは14ドル、Sweet Revenge13ドルで、どちらも驚く程手頃な値段でした。デザート・ワインがお好きな方に、是非試して頂きたいと思います。The Winery at Wolf Creekのワインはホールフーズなどでも最近よく見かけますので、ご興味がある方はクリーブランド市内でも気軽に購入できるようです。
The Winery at Wolf Creek
ウェブサイト: http://www.wineryatwolfcreek.com
住所: 2637 Cleveland Massillon Rd, Norton, OH 44203
電話: (330) 666-9285
オハイオのワインに対するイメージが少しは変わりましたか?今回のワイナリー巡りでは、おいしいオハイオ産のワインをいくつも発見することができました。また機会を見つけて、おいしい地元のワインを探してみたいと思います。
I finally visited some Ohio wineries last weekend. You might not think Ohio is a wine country, but indeed it is. In fact, Ohio has more than one hundred wineries. I often see Ohio wine here and there at supermarkets, and I has been interested, but the reason why it took me so long to make a trip to Ohio wineries is that I haven't heard a good reputation. To my surprise, the reality was that they weren't bad. Let me introduce some nice Ohio wines and wineries that I recently discovered.
Laurello Vineyards
Laureallo Vineyards was a nice small winery nearby Lake Erie. I tried five kinds of their wines. What impressive was their Dry Riesling. It had a nice refreshing flavor with a clean finish. It was delicate, yet not too restrained. It pleasantly surprised me because this wine was as good as one from renowned vineyards from California or New York. It really was a well made white wine with a moderate price. One bottle of their dry riesling was $12.99. This will make a perfect aperitif to welcome out-of-state guests. I, of course, bought it. I recommend this Dry Riesling from Laurello Vinyards if you have never had a good Ohio wine. FYI, the tasting fee was one for a dollar.
Laurello Vineyards
Address: 4573 Sate Route 307 E, Geneva, OH 44041
Phone: (440) 415-0061
Harpersfield Vineyard
If you don't have much time and have to choose only one winery for Ohio wine experience, I would recommend Harpersfield Vineyard because their wines are outstanding. I tried 5 kinds of wine, two kinds of Chardonnay, Pinot Gris, Cabernet Franc, and Musette Red, house blend red. One of their Chardonnay, Fut de Chene, was gorgeous. It was ripe and fruity with a rich butterscotch flavor and a scent of vanilla beans. It was no doubt an excellent full bodied American Chardonnay aged in oak, that would satisfy any occasions. I am sure you would adore it. Only one thing I don't love about this wine is the price. One bottle of Fut de Chene was $22.50. A bottle of white wine more than 20 bucks is kind of expensive. I didn't buy it this time, but I regret because I still keep thinking of the wonderful taste of it, and I am thirsty for another glass of it. Considering it, I think $22.50 is worth it. I will definitely come back to buy a bottle or two. They offer samples for a dollar for one kind. You should try Fut de Chene from Harpersfield Vineyard if you really want to know the quality of good Ohio wine. I bet you would love it.
Harpersfield Vineyard
Address: 6387 State Route 307 West, Geneva OH 44041
Phone: (440) 466-4739
Debonne Vineyards Winery & Chalet
What I actually liked about Debonne Vineyards is that they have a nice brewery on site. This is great because guys can enjoy a pint of beer while ladies enjoy a bottle of wine. I tried some wines and two kinds of beer, one from dark and the other from light, which the staff recommended. Both of the beers were very good. The Field Rat Wheat Beer from light beers was inspired by Belgian beer. It had a nice fruity flavor with a scent of orange peel. I liked the sophisticated yet natural flavor of finely made unfiltered European style beer. It wasn't too sharp nor too light. It was elegant. Also, the Monk's Rat-Doppelbock from dark beers was wonderful. It was rich full bodied dark beer with an aromatic floral scent and a hint of sweetness. I think everyone would like this unique dark beer even though someone is not familiar with dark beers. A pint of freshly brewed artisan beer was just 4 to 6 bucks. I am sure everyone will be smiley in a pleasant vineyard with such a perfect glass of beer. Cheers!
Debonne Vineyards Winery & Chalet
Address: 7743 Doty Rd, Madison OH 44057
Phone: (440) 466-3485
Cellar Rats Brewery
The Winery at Wolf Creek
The Winery at Wolf Creek is just 30 minutes away from Cleveland while the other wineries are on Lake Erie and probably take about an hour from Cleveland. I tried 8 kinds of their wines from white and red, dry and sweet. I thought their sweet wines were excellent and reasonably priced. White Lies is one of their white sweet wine from Delaware grapes. It was delicious. I usually do not prefer sweet wines, but it had an elegant sweetness of ripe fruits, and I liked it. It almost tasted like good Moscato. I think this wine would be great for after dinner to accompany cheese, fruits, and sweets. Also, Sweet Revenge, their other sweet wine, was very good. Sweet Revenge was even sweeter than White Lies, and it tasted almost like Ice Wine. This would make a perfect dessert wine itself. The sweetness of this wine was intense like honey with floral scents. If you are a big fan of wine, someone who starts dinner with wine and end it with wine, this will be your choice. A bottle of White Lies was $14, and Sweet Revenge was $13. I thought these were great prices because most of good sweet wines are expensive. If you are a fan of sweet wine, this winery is the way to go. Some wines from the Winery at Wolf Creek are available at the local Whole Foods Markets.
The Winery at Wolf Creek
Address: 2637 Cleveland Massillon Rd, Norton, OH 44203
Phone: (330) 666-9285
I enjoyed varieties of good Ohio wines from whites and reds, to dry and sweets. Now I think I want to enjoy Ohio wines more to welcome my guests and indulge myself. I hope you will have a chance to try it!
Tuesday, April 5, 2011
クリーブランドのレストラン/ My favorite restaurants in Cleveland
こんにちは。クリーブランドも少しずつ暖かくなって来ました。とはいえ、一週間程前に吹雪があり、まだまだ安心はできませんが。。。最近は春の雨ですね。
クリーブランドには有名なシェフが何人かおり、地元で人気があるレストランがいくつかあります。オハイオ州は農業が盛んで、新鮮な食材がふんだんなため、レストランに行く度に食のレベルの高さに驚かされます。クリーブランドで人気があるレストランに、最近何度か続けて行く機会がありましたので、今日はクリーブランドにあるおいしいレストランについてお話したいと思います。
L'albatros Brasserie + Bar
L'albatros Brasserie + Barはクリーブランドの有名シェフ・Zack Bruell がオーナーのカジュアル・フレンチ・レストランです。2009年にはエスクアイア・マガジンでニュー・オープンのレストラン全米トップ20にも選ばれました。場所はクリーブランドの文化の中心、ユニバーシティー・サークルにあります。
真っ先に名前を挙げたことからお分かりかもしれませんが、L'albatros Brasserie + Barは、今のところ私がクリーブランドで一番気好きなレストランです。何よりも料理のレベルが高く、サービスも行き届いており、加えてインテリアもなかなかに素敵です。中庭に面した大きな窓がたくさんあるため、自然光の中でくつろいで食事を取ることができます。このレストランが東京にあったとしても、お気に入りのレストランになるだろうと思います。
さて、肝心の料理ですが、田舎風のフランス料理が中心で、「アメリカでフランス料理?」と怪訝に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、なかなかどうして、いけるのです。フランスはパリの都会的なイメージが強いかもしれませんが、実は産業の中心は農業です。農業が盛んで、新鮮な野菜、鴨などが簡単に手に入るオハイオとフランスは食に関して共通点があるように思います。今回私はランチにフルコースを頂きましたが、前菜にはルッコラとラディッキョのサラダ、メインにはカスレ(田舎風お豆と鴨肉のシチュー)、デザートにはフローズン・レモン・スフレを注文しました。前菜のルッコラとラディッキョのサラダは絞り立てのレモンで作ったドレッシングが爽やかで、薄く削ったパルメザン・チーズが程よいアクセントになっていました。メインのカスレはフォークを当てるとほろりと崩れる程煮込まれた鴨肉と白インゲンがとても優しいお味です。そして最後のデザート、フローズン・レモン・スフレはシャーベットとアイスクリームの間のようなもので、細く細く削られたレモン・ピールできれいに飾られており、お味も見た目も繊細なデザートでした。どれもこれも丁寧に作られたお料理で、おいしく頂くことができました。L'albatros Brasserie + Barで食事をしたのは、これが二回目でしたが、今回驚いたのはその量です。前回はダック・コンフィを頂いたのですが(これもおいしかったです)、アメリカにしては量が控えめでした。ところが、先日注文したカスレは、何と!中くらいの大きさのフライパンに入って運ばれて来ました。目前の光景をしばし信じることができませんでしたが、もちろん現実です。カスレを注文される方は、二人で一皿をシェアしても十分だと思います。
おいしい料理が多過ぎた!という嬉しい誤算はあったものの、食べきれない分はお持ち帰りできますし、二人で一皿を分けられることを考えると、この点は問題無いのではないかと思います。L'albatros Brasserie + Barはクリーブランドに遊びにいらした方にも、お住まいの方にもおすすめのレストランです。私も普段よりも少し特別な気分を味わいたい時に、是非また行きたいと思います。
Chinato
ChinatoはL'albatros Brasserie + Bar のシェフZack Bruellがオーナーのイタリアン・レストランです。クリーブランドのレストラン街 East 4th Streetに昨年オープンしました。ずっと気になっていたものの、なかなか行く機会がなかったのですが、二の足を踏んでいた理由は「フランス料理のシェフにおいしいイタリアンが作れるのだろうか?」という疑問でした。実際に行って驚きました。意外にも答えは「Yes」でした。
アメリカには星の数程イタリアン・レストランがあるものの、おいしいイタリア料理にお目に掛かることは殆どありません。それが例え大都会でもです。それだけにクリーブランドでおいしいイタリアンに出会ったのは、本当に予想外でした。私はランチに牛タンとオックス・テールを煮込んだソースにリコッタ・チーズを添えたフジッリとサルサ・ベルデという緑のソースが添えた牛タンのステーキを頂きました。牛タンとオックス・テールを煮込んだソースは肉の旨味がワインの酸味に閉じ込められた複雑なお味で、フジッリに良く合っていました。湯で加減もアル・デンテで申し分ありません。これはアメリカに来て以来、一、二を争う、秀逸なパスタでした。そして、ステーキは牛タンをさっと焼き上げてあり、柔かな食感の中に、牛タンならではのこっくりとした味わいが溶け合います。料理そのものの質でいうと、もしかしたらL'albatros Brasserie + Barよりも上かもしれません。但し、サービスについてはもう少し改善の余地があるように思いました。ですが、イタリアン不毛の地アメリカでおいしいイタリアンは貴重です。これからも繊細なイタリアンを食べたい時には、Chinatoに必ず足を運ぶことになりそうです。
Lola Bistro
そして最後に忘れてはならないのは、Lola Bistroです。Lola Bistro はクリーブランドが誇るアメリカの料理の鉄人 Michael Symonのレストランで、クリーブランドでその名を知らぬ人はいない程有名なレストランです。クリーブランドは元より、全米にもその名を轟かせています。
Michael Symon は肉料理を得意なことで有名ですが、彼は特に豚好きで有名です。お店の方にお勧めを聞いても、「当店は豚を得意としています。是非豚を召し上がって頂きたい。」と自信を持っておっしゃいます。ところが、予想に反し、その豚よりもおいしかったのがリブ・アイ・ステーキ、牛でした。私は今回フルコースのディナーを頂いたのですが、前菜に生ハムやサラミなどの肉の盛り合わせ、牛ほほ肉のピエロギ、豚の三枚肉の揚げ焼き、メインにリブ・アイ・ステーキとポーク・チョップ、付け合わせにフライド・ポテト、そしてデザートにバナナ・ブレッドのアイスクリーム添えを注文しました。(この数週間でどの位体重が増えたかは、想像しないで下さい。。。)どれもおいしかったのですが、リブ・アイ・ステーキのおいしさは突出していました。そもそも驚かされたのは大きさです。お皿からはみ出んばかりで、分厚いステーキが長さ約30センチ、幅10センチはあったのでしょうか。日本だったら、その一切れが一人前になりそうなボリュームです。更に、ボリューム以上に素晴らしかったのは味です。一般的にアメリカのステーキは脂身が少なく、日本人には堅すぎるばかりか、噛み切れないことすらあるのですが、Lola Bistroのリブ・アイ・ステーキは全く違いました。牛の叩きを厚くしたような食感で、肉の柔らかさの中に適度な噛みごたえがあり、表面は香ばしく炭火で炙ってあります。見事なステーキでした。東京のおいしいもの好きの友人ばかりか、フランスから食通の友人が遊びに来ても、是非Lola Bistroに連れて行きたいと思います。
ちなみに、以前 Lola Bistroに来た時は、ランチでグリルド・チーズ・サンドイッチを食べました。スモークしたゴーダ・チーズ、ルッコラ、リンゴのスライス、生ハムが絶妙なバランスで、とても家庭では真似することができない、プロの味でした。また食後に頂いたレモン・パンナコッタもアメリカのデザートとは思えない程繊細で(失礼!)、バニラビーンズをふんだんに使ったまろやかなクリームと爽やかなレモンの風味が相性ぴったりでした。
インテリアも素敵な雰囲気があるレストランですので、ドレスアップして食事をしたい時や、お客様をおもてなしする時にお勧めです。そして、本当においしいステーキを食べたい時に、是非行って欲しいと思います。
Hi! Although we had a snow storm about a week ago, I think it's safe to say that spring has come to Cleveland. Everyday, it feels more and more like spring. The warm weather made me feel like going out and enjoying the city after the long dark days of winter. I recently have been to some famous restaurants in Cleveland, and I had good experiences at some of them. I want to write about the restaurants that I really liked. These are all great restaurants that I definitely recommend.
L'albatros Brasserie + Bar
L'albatros Brasserie + Bar is no doubt one of the best restaurants in Cleveland. This restaurant has been selected as Top 20 new restaurants in the U.S.A. in 2009 by Esquire Magazine. Their specialty is casual French cuisine, as the name "Brasserie" suggests.
This was my second visit to L'albatros. I had a great experience at each visit. I had a full course lunch this time. (Come to think of it, I actually had a full course lunch the last time too...) I had a arugula and radicchio with shaved parmesan salad, a cassoulet, and a frozen lemon souffle. All of those were well made. The arugula with shaved parmesan dressed with lemon juice had a nice refreshing flavor and made a perfect appetizer. The cassoulet, a rustic French stew of lamb, duck confit, and sausage with white bean, had a good mild flavor developed with the process of hours of simmering. To my surprise, the portion of cassoulet was very generous. I couldn't believe when the waiter brought the cassoulet in a middle-sized flying pan. It was big enough for two people. The first time I had been there, I had duck confit for my entree, it was delicious, but the portion was small. That's why the portion of cassoulet surprised me so much. At the end of the meal, I enjoyed frozen souffle. That was nice too. It was something between sorbet and ice cream in a cup topped with delicately cut extra thin candied lemon peel. It had a nice citrusy flavor with a hint of milky flavor. I always think that best place to enjoy sweets in the U.S.A is at a restaurant, not a pastry shop or a bakery because good restaurants always have outstanding pastry chefs.
Not only was their food excellent, but so was their service. Their service staff was always friendly and helpful. Also, their interior design was pretty cool. Everything they offered including food, service, and atmosphere, made my experience pleasant. There is nothing that I didn't like about L'albatros Brasserie + Bar except they don't have enough space to wait. I will repeatedly come back to this little gem in University Circle when I want to have a special treat for myself.
L'albatros Brasserie + Bar
URL: http://www.albatrosbrasserie.com/
Address: 11401 Bellflower Rd, Cleveland, OH 44106
Phone: (216) 791-7880
Hours: 11:30 AM to 11 PM (Monday to Wednesday) 11:30 AM to 12 AM (Thursday to Saturday)
Chinato
Chinato is the newest restaurant owned by Zack Bruell, the owner of L'albatros Brasserie + Bar, Table 45, and Parallax. I actually hadn't had that hight expectation for Chinato because Chinato features Italian cuisine and I rarely had good food at any Italian restaurants in the U.S.A. One more reason I was about Chinato was that L'albatros Brasserie + Bar is a French restaurant. I didn't think it would be possible for a cook to pursue both French and Italian cuisine. However, their Italian dishes were actually excellent. They far exceeded my expectations and pleasantly surprised me. I had two dishes for lunch this time, a fusilli with ragout of tongue, oxtail, red wine, and ricotta, along with a beef tongue steak with salsa verde. Both were very good. The flavor of ragout was very complex and rich. The pasta was perfectly cooked to al dente. The perfect texture of pasta and the flavorful ragout made this dish the best pasta ever I had in the U.S.A. The beef tongue was wonderful too. The salsa verde added some relish to the tongue, and the steak melted in my mouth. It was delicious. I might even like Chinato's food better than the food from L'albatros Brasserie + Bar. I should, however, mention that I hope their service will be a bit better in the future. Overall, Chinato is a great restaurant that offers wonderful Italian cuisine. I am sure I will come back to Chinato when I feel like a decent Italian dinner, which I can't make in my kitchen.
I want to let you know one more thing about the owner/chef, Zack Bruell. I actually saw Zack Bruell in front of the kitchen when I had lunch at Chinato. I also saw him when I had lunch at L'albatros Brasserie + Bar. Just by seeing him, I could feel his serious passion for offering good food. He is a busy famous chef having four restaurants, but he still shows up to conduct his kitchens for lunch. When does he sleep? When does he rest? His serious attitude toward food is the reason why he can manage multiple good restaurants. I appreciate that we have Zack Bruell here in Cleveland so we can enjoy an exciting culinary scene.
Chinato
URL: http://chinatocleveland.com/
Address: 2079 East 4th Street, Cleveland, OH 44115
Phone: (216) 298-9080
Hours: 11AM to 10 PM (Monday to Wednesday) 11AM to 12AM (Thursday & Friday) 4PM to 12AM (Saturday)
Lola Bistro
Lola is supposed to be the most famous restaurant in Cleveland. If you ask someone "What do you know about Cleveland," chances are you'll hear an answer like this: "There is Lola Bistro in Cleveland, the restaurant of iron chef champion, Michael Symon." This was my second visit to Lola Bistro, and I had a full course dinner. I had pork belly, beef cheek pierogi, an assortment of cured meat for appetizers, beef rib eye and smoked berkshire pork chop with fried potatoes for entree, and pauline, banana cake with caramel ice cream for dessert. (Please don't guess how many pounds I have gained over these weeks...) Let's get to the point. I thought Lola's specialty is pork, in fact, their staff proudly announced that they recommend their pork, but the best dish I and our group enjoyed that night was their rib eye steak, beef. That steak was phenomenal. The quality of the meat was so good that you could enjoy the texture and the flavor of meat of its own with a nice smokey flavor. The steak was perfectly tender and juicy. Also, the portion was generous. The steak was almost a foot long and very thick. It was cut in slices and served on a big plate. If this were in Japan, you would get a slice of it for entree for one person. If you want to taste really good steak, this is the place to go.
Because the steak was memorably good, I almost forgot everything else about Lola, but I shouldn't forget to mention one more thing. The first time I visited Lola, I had an excellent lunch. I had a grilled cheese sandwich with smoked gouda, arugula, apple, and prosciutto. All the ingredients in the sandwich were delicately balanced, and it was one of the tastiest sandwiches I have ever had. It was comparable to the sandwiches from famous delis in Paris. Also, their lemon panna cotta, which I had for dessert, was fantastic. It was delicately made with real vanilla beans and fresh lemon. This was kind of a dessert you would get at a serious pastry shop in Tokyo. I am sure that I will come back to Lola again when I am eager for a great steak. I want to bring all of my foodie friends from Tokyo and Paris to let them try this real American Style steak!
Lola Bistro
URL: http://www.lolabistro.com/
Address: 2058 East 4th Street, Cleveland, Oh 44115
Phone: (216) 621-5652
Hours: Lunch; 11:30 AM to 2:30 PM (Weekdays) Dinner; 5 PM to 10 PM (Monday to Thursday) 5 PM to 11 PM (Friday and Saturday)
クリーブランドには有名なシェフが何人かおり、地元で人気があるレストランがいくつかあります。オハイオ州は農業が盛んで、新鮮な食材がふんだんなため、レストランに行く度に食のレベルの高さに驚かされます。クリーブランドで人気があるレストランに、最近何度か続けて行く機会がありましたので、今日はクリーブランドにあるおいしいレストランについてお話したいと思います。
L'albatros Brasserie + Bar
L'albatros Brasserie + Barはクリーブランドの有名シェフ・Zack Bruell がオーナーのカジュアル・フレンチ・レストランです。2009年にはエスクアイア・マガジンでニュー・オープンのレストラン全米トップ20にも選ばれました。場所はクリーブランドの文化の中心、ユニバーシティー・サークルにあります。
真っ先に名前を挙げたことからお分かりかもしれませんが、L'albatros Brasserie + Barは、今のところ私がクリーブランドで一番気好きなレストランです。何よりも料理のレベルが高く、サービスも行き届いており、加えてインテリアもなかなかに素敵です。中庭に面した大きな窓がたくさんあるため、自然光の中でくつろいで食事を取ることができます。このレストランが東京にあったとしても、お気に入りのレストランになるだろうと思います。
さて、肝心の料理ですが、田舎風のフランス料理が中心で、「アメリカでフランス料理?」と怪訝に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、なかなかどうして、いけるのです。フランスはパリの都会的なイメージが強いかもしれませんが、実は産業の中心は農業です。農業が盛んで、新鮮な野菜、鴨などが簡単に手に入るオハイオとフランスは食に関して共通点があるように思います。今回私はランチにフルコースを頂きましたが、前菜にはルッコラとラディッキョのサラダ、メインにはカスレ(田舎風お豆と鴨肉のシチュー)、デザートにはフローズン・レモン・スフレを注文しました。前菜のルッコラとラディッキョのサラダは絞り立てのレモンで作ったドレッシングが爽やかで、薄く削ったパルメザン・チーズが程よいアクセントになっていました。メインのカスレはフォークを当てるとほろりと崩れる程煮込まれた鴨肉と白インゲンがとても優しいお味です。そして最後のデザート、フローズン・レモン・スフレはシャーベットとアイスクリームの間のようなもので、細く細く削られたレモン・ピールできれいに飾られており、お味も見た目も繊細なデザートでした。どれもこれも丁寧に作られたお料理で、おいしく頂くことができました。L'albatros Brasserie + Barで食事をしたのは、これが二回目でしたが、今回驚いたのはその量です。前回はダック・コンフィを頂いたのですが(これもおいしかったです)、アメリカにしては量が控えめでした。ところが、先日注文したカスレは、何と!中くらいの大きさのフライパンに入って運ばれて来ました。目前の光景をしばし信じることができませんでしたが、もちろん現実です。カスレを注文される方は、二人で一皿をシェアしても十分だと思います。
おいしい料理が多過ぎた!という嬉しい誤算はあったものの、食べきれない分はお持ち帰りできますし、二人で一皿を分けられることを考えると、この点は問題無いのではないかと思います。L'albatros Brasserie + Barはクリーブランドに遊びにいらした方にも、お住まいの方にもおすすめのレストランです。私も普段よりも少し特別な気分を味わいたい時に、是非また行きたいと思います。
L'albatros Brasserie + Bar
Address: 11401 Bellflower Rd, Cleveland, OH 44106
Phone: (216) 791-7880
Hours: 11:30 AM to 11 PM (Monday to Wednesday) 11:30 AM to 12 AM (Thursday to Saturday)
Chinato
ChinatoはL'albatros Brasserie + Bar のシェフZack Bruellがオーナーのイタリアン・レストランです。クリーブランドのレストラン街 East 4th Streetに昨年オープンしました。ずっと気になっていたものの、なかなか行く機会がなかったのですが、二の足を踏んでいた理由は「フランス料理のシェフにおいしいイタリアンが作れるのだろうか?」という疑問でした。実際に行って驚きました。意外にも答えは「Yes」でした。
アメリカには星の数程イタリアン・レストランがあるものの、おいしいイタリア料理にお目に掛かることは殆どありません。それが例え大都会でもです。それだけにクリーブランドでおいしいイタリアンに出会ったのは、本当に予想外でした。私はランチに牛タンとオックス・テールを煮込んだソースにリコッタ・チーズを添えたフジッリとサルサ・ベルデという緑のソースが添えた牛タンのステーキを頂きました。牛タンとオックス・テールを煮込んだソースは肉の旨味がワインの酸味に閉じ込められた複雑なお味で、フジッリに良く合っていました。湯で加減もアル・デンテで申し分ありません。これはアメリカに来て以来、一、二を争う、秀逸なパスタでした。そして、ステーキは牛タンをさっと焼き上げてあり、柔かな食感の中に、牛タンならではのこっくりとした味わいが溶け合います。料理そのものの質でいうと、もしかしたらL'albatros Brasserie + Barよりも上かもしれません。但し、サービスについてはもう少し改善の余地があるように思いました。ですが、イタリアン不毛の地アメリカでおいしいイタリアンは貴重です。これからも繊細なイタリアンを食べたい時には、Chinatoに必ず足を運ぶことになりそうです。
Chinato
Address: 2079 East 4th Street, Cleveland, OH 44115
Phone: (216) 298-9080
Hours: 11AM to 10 PM (Monday to Wednesday) 11AM to 12AM (Thursday & Friday) 4PM to 12AM (Saturday)
Lola Bistro
そして最後に忘れてはならないのは、Lola Bistroです。Lola Bistro はクリーブランドが誇るアメリカの料理の鉄人 Michael Symonのレストランで、クリーブランドでその名を知らぬ人はいない程有名なレストランです。クリーブランドは元より、全米にもその名を轟かせています。
Michael Symon は肉料理を得意なことで有名ですが、彼は特に豚好きで有名です。お店の方にお勧めを聞いても、「当店は豚を得意としています。是非豚を召し上がって頂きたい。」と自信を持っておっしゃいます。ところが、予想に反し、その豚よりもおいしかったのがリブ・アイ・ステーキ、牛でした。私は今回フルコースのディナーを頂いたのですが、前菜に生ハムやサラミなどの肉の盛り合わせ、牛ほほ肉のピエロギ、豚の三枚肉の揚げ焼き、メインにリブ・アイ・ステーキとポーク・チョップ、付け合わせにフライド・ポテト、そしてデザートにバナナ・ブレッドのアイスクリーム添えを注文しました。(この数週間でどの位体重が増えたかは、想像しないで下さい。。。)どれもおいしかったのですが、リブ・アイ・ステーキのおいしさは突出していました。そもそも驚かされたのは大きさです。お皿からはみ出んばかりで、分厚いステーキが長さ約30センチ、幅10センチはあったのでしょうか。日本だったら、その一切れが一人前になりそうなボリュームです。更に、ボリューム以上に素晴らしかったのは味です。一般的にアメリカのステーキは脂身が少なく、日本人には堅すぎるばかりか、噛み切れないことすらあるのですが、Lola Bistroのリブ・アイ・ステーキは全く違いました。牛の叩きを厚くしたような食感で、肉の柔らかさの中に適度な噛みごたえがあり、表面は香ばしく炭火で炙ってあります。見事なステーキでした。東京のおいしいもの好きの友人ばかりか、フランスから食通の友人が遊びに来ても、是非Lola Bistroに連れて行きたいと思います。
ちなみに、以前 Lola Bistroに来た時は、ランチでグリルド・チーズ・サンドイッチを食べました。スモークしたゴーダ・チーズ、ルッコラ、リンゴのスライス、生ハムが絶妙なバランスで、とても家庭では真似することができない、プロの味でした。また食後に頂いたレモン・パンナコッタもアメリカのデザートとは思えない程繊細で(失礼!)、バニラビーンズをふんだんに使ったまろやかなクリームと爽やかなレモンの風味が相性ぴったりでした。
インテリアも素敵な雰囲気があるレストランですので、ドレスアップして食事をしたい時や、お客様をおもてなしする時にお勧めです。そして、本当においしいステーキを食べたい時に、是非行って欲しいと思います。
Lola Bistro
Address: 2058 East 4th Street, Cleveland, Oh 44115
Phone: (216) 621-5652
Hours: Lunch; 11:30 AM to 2:30 PM (Weekdays) Dinner; 5 PM to 10 PM (Monday to Thursday) 5 PM to 11 PM (Friday and Saturday)
Hi! Although we had a snow storm about a week ago, I think it's safe to say that spring has come to Cleveland. Everyday, it feels more and more like spring. The warm weather made me feel like going out and enjoying the city after the long dark days of winter. I recently have been to some famous restaurants in Cleveland, and I had good experiences at some of them. I want to write about the restaurants that I really liked. These are all great restaurants that I definitely recommend.
L'albatros Brasserie + Bar
L'albatros Brasserie + Bar is no doubt one of the best restaurants in Cleveland. This restaurant has been selected as Top 20 new restaurants in the U.S.A. in 2009 by Esquire Magazine. Their specialty is casual French cuisine, as the name "Brasserie" suggests.
This was my second visit to L'albatros. I had a great experience at each visit. I had a full course lunch this time. (Come to think of it, I actually had a full course lunch the last time too...) I had a arugula and radicchio with shaved parmesan salad, a cassoulet, and a frozen lemon souffle. All of those were well made. The arugula with shaved parmesan dressed with lemon juice had a nice refreshing flavor and made a perfect appetizer. The cassoulet, a rustic French stew of lamb, duck confit, and sausage with white bean, had a good mild flavor developed with the process of hours of simmering. To my surprise, the portion of cassoulet was very generous. I couldn't believe when the waiter brought the cassoulet in a middle-sized flying pan. It was big enough for two people. The first time I had been there, I had duck confit for my entree, it was delicious, but the portion was small. That's why the portion of cassoulet surprised me so much. At the end of the meal, I enjoyed frozen souffle. That was nice too. It was something between sorbet and ice cream in a cup topped with delicately cut extra thin candied lemon peel. It had a nice citrusy flavor with a hint of milky flavor. I always think that best place to enjoy sweets in the U.S.A is at a restaurant, not a pastry shop or a bakery because good restaurants always have outstanding pastry chefs.
Not only was their food excellent, but so was their service. Their service staff was always friendly and helpful. Also, their interior design was pretty cool. Everything they offered including food, service, and atmosphere, made my experience pleasant. There is nothing that I didn't like about L'albatros Brasserie + Bar except they don't have enough space to wait. I will repeatedly come back to this little gem in University Circle when I want to have a special treat for myself.
L'albatros Brasserie + Bar
URL: http://www.albatrosbrasserie.com/
Address: 11401 Bellflower Rd, Cleveland, OH 44106
Phone: (216) 791-7880
Hours: 11:30 AM to 11 PM (Monday to Wednesday) 11:30 AM to 12 AM (Thursday to Saturday)
Chinato
Chinato is the newest restaurant owned by Zack Bruell, the owner of L'albatros Brasserie + Bar, Table 45, and Parallax. I actually hadn't had that hight expectation for Chinato because Chinato features Italian cuisine and I rarely had good food at any Italian restaurants in the U.S.A. One more reason I was about Chinato was that L'albatros Brasserie + Bar is a French restaurant. I didn't think it would be possible for a cook to pursue both French and Italian cuisine. However, their Italian dishes were actually excellent. They far exceeded my expectations and pleasantly surprised me. I had two dishes for lunch this time, a fusilli with ragout of tongue, oxtail, red wine, and ricotta, along with a beef tongue steak with salsa verde. Both were very good. The flavor of ragout was very complex and rich. The pasta was perfectly cooked to al dente. The perfect texture of pasta and the flavorful ragout made this dish the best pasta ever I had in the U.S.A. The beef tongue was wonderful too. The salsa verde added some relish to the tongue, and the steak melted in my mouth. It was delicious. I might even like Chinato's food better than the food from L'albatros Brasserie + Bar. I should, however, mention that I hope their service will be a bit better in the future. Overall, Chinato is a great restaurant that offers wonderful Italian cuisine. I am sure I will come back to Chinato when I feel like a decent Italian dinner, which I can't make in my kitchen.
Chinato
URL: http://chinatocleveland.com/
Address: 2079 East 4th Street, Cleveland, OH 44115
Phone: (216) 298-9080
Hours: 11AM to 10 PM (Monday to Wednesday) 11AM to 12AM (Thursday & Friday) 4PM to 12AM (Saturday)
Lola Bistro
Lola is supposed to be the most famous restaurant in Cleveland. If you ask someone "What do you know about Cleveland," chances are you'll hear an answer like this: "There is Lola Bistro in Cleveland, the restaurant of iron chef champion, Michael Symon." This was my second visit to Lola Bistro, and I had a full course dinner. I had pork belly, beef cheek pierogi, an assortment of cured meat for appetizers, beef rib eye and smoked berkshire pork chop with fried potatoes for entree, and pauline, banana cake with caramel ice cream for dessert. (Please don't guess how many pounds I have gained over these weeks...) Let's get to the point. I thought Lola's specialty is pork, in fact, their staff proudly announced that they recommend their pork, but the best dish I and our group enjoyed that night was their rib eye steak, beef. That steak was phenomenal. The quality of the meat was so good that you could enjoy the texture and the flavor of meat of its own with a nice smokey flavor. The steak was perfectly tender and juicy. Also, the portion was generous. The steak was almost a foot long and very thick. It was cut in slices and served on a big plate. If this were in Japan, you would get a slice of it for entree for one person. If you want to taste really good steak, this is the place to go.
Because the steak was memorably good, I almost forgot everything else about Lola, but I shouldn't forget to mention one more thing. The first time I visited Lola, I had an excellent lunch. I had a grilled cheese sandwich with smoked gouda, arugula, apple, and prosciutto. All the ingredients in the sandwich were delicately balanced, and it was one of the tastiest sandwiches I have ever had. It was comparable to the sandwiches from famous delis in Paris. Also, their lemon panna cotta, which I had for dessert, was fantastic. It was delicately made with real vanilla beans and fresh lemon. This was kind of a dessert you would get at a serious pastry shop in Tokyo. I am sure that I will come back to Lola again when I am eager for a great steak. I want to bring all of my foodie friends from Tokyo and Paris to let them try this real American Style steak!
Lola Bistro
URL: http://www.lolabistro.com/
Address: 2058 East 4th Street, Cleveland, Oh 44115
Phone: (216) 621-5652
Hours: Lunch; 11:30 AM to 2:30 PM (Weekdays) Dinner; 5 PM to 10 PM (Monday to Thursday) 5 PM to 11 PM (Friday and Saturday)
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